衝撃の激安コスパ・掘り出し物も s-l400.jpg ロードバイク

DE ROSAのPRIMATOです。1993-1997年のモデルで、イタリアCOLUMBUSのニバクローム鋼パイプEL-OSを使用してイタリアのDE ROSAの工房で手作りされたフレームです。サイズは、シートチューブC-C55cm、トップチューブ55cm、ヘッドチューブ14.4cmです。リアエンド幅は130mm、シートポスト径は27.2mm、ヘッドは1インチ、BBはイタリアン70mm、FDは直付です。フレーム重量は約1745gと軽量です。フォークはこのフレームとは別に入手したものでおまけです。正規品か不明ですが、人気のフラットヘッドタイプで重量約710gです。コラム長は182mm。未使用に近い状態です。

PRIMATOは、DE ROSA愛好家の間で歴代最高のDE ROSAという声の多いモデルで、コレクターズアイテムとして世界的に人気があり入手が困難な状態です。このフレームは再塗装されたもののようですが、非常に綺麗な仕上がりで、塗装の状態がここまで良いPRIMATOは他にはまず無いと思います。白のピンストライプも塗装で塗り分けてあるなど手が込んでおり、イタリアの工房で再塗装されたものではないかと推察します。PRIMATOはオリジナルの塗装が弱いため再塗装された個体が多い状況ですが、この個体は殆どの方が再塗装とは気づかないレベルだと思います。あるいはオリジナルより塗装が綺麗だと思います。

なお、COLUMBUS BRAIN等のGiro d'ItaliaをPRIMATO仕様に再塗装したフレームもたまに見かけますが、この個体はBBシェル外側の補強リブとフレーム重量からPRIMATOであることが確認できます。

COLUMBUSのパイプが使用されなくなり、後には外注生産になった1999年以降のNEO PRIMATO、NUOVO CLASSICO、NEO CLASSICOと比べて遥かに価値の高いフレームだと思います。また、SAN REMO、CASANOVA、DYNAMIC、STARなどの入門用スチールフレームと比べて価値が高いことは言うまでもないかと思います。